そもそものきっかけ③ 〜フランスワーホリ回想録〜
フランスにワーホリに行くきっかけ、というか理由付けの一つには、
フランスにはカフェがたくさんあるということがある。
私は小さい頃から喫茶店の雰囲気が大好きで、
子供の頃からカップ&ソーサーを集めるのが趣味の変わった子だった。
大学生になった頃には、将来は自分でカフェを開くのが夢になっていて、
大学のルームメイトと一緒にカフェの開き方という本をいくつも買って、
一時期本気でカフェ開業を夢見ていた。
そして、大学を卒業後、地元に戻った私は、カフェ開業のためにお金を貯め始めた。
そこで、フランスに行くことを考え始めた時、
フランスのカフェ巡りをして自分の開くカフェの参考にしよう!
と考えたわけである。
実際フランスには可愛くて参考にしたいカフェがたくさんあった。
これらの写真はほんの一部だけど、本当にカフェ天国だったなぁ〜
その後、実は密かに夢を叶えて自分のお店を持ったのだけど、
今はもうない。
まぁ、それはまた別のお話として、
とにかく、カフェ好きにはパリほどオススメな街はない♫
パリのカフェ&スイーツ案内【電子書籍】[ とのまりこ ]
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そもそものきっかけ② 〜フランスワーホリ回想録〜
フランスにワーホリに行くきっかけとなったことはまだある。
それは、社会人1年目の頃、ふと手にとった1冊の本。
吉村葉子さんの
「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」
という本の影響も大きい。
小さい頃から物欲の強かった私だが、
3人兄弟の一人娘ということもあって、けっこう甘やかされて育ってしまい、
大人になるまで、欲しいものは大体買ってもらっていたように思う。
しかし、当たり前だが、大人になれば親に買ってもらうわけにはいかない。
そして実家暮らしとはいえ、家に生活費を入れたり、
大人になったら一人一台車を持つのは当たり前みたいな地域なもんだから、
私も例に漏れず、社会人になったら早々に車をゲットし、
何かとお金が出て行くことが多かった。
さらに当時、ある理由でお金を貯めていたこともあって、極力浪費を抑え、
もっと稼がなきゃ、もっと貯めなきゃ!という思いが常にあり、
なんだか共感するところがあってこの本を手にとったのだった。
この本には20年間フランスに暮らしていたという著者が見てきた
質素で素敵なフランス人の軽やかな生き方が書かれていて、
読み終わったときには、いつかフランスで暮らしてみたい!!という憧れが強くなった。
そのいつかがこんなに早く来るとはその時は思ってもなかったけど、
結果的に、その本を買った1年後にはフランス行きを決意していた。
その後、私のバイブルのようなこの本は、
スーツケースに入れてフランスに持って行き、(なんなら飛行機の中でも読み返していたような・・・)
帰国の際にはまた日本に持ち帰り、今だに手元にある。
でも今こうして思い返してみて気付いたのだが、、、
この本にはミニマリスト の憧れ、ドミニック・ローホーさんほどではないにしても
フランス人の質素倹約の精神が詰め込まれていたはずだ。
それに憧れてフランスに行ったのに、
何故私はあんなに浪費してしまったのだろう!!!!!
お金がなくても平気なフランス人お金があっても不安な日本人 (講談社文庫) [ 吉村葉子 ]
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そもそものきっかけ① 〜フランスワーホリ回想録〜
フランスにワーホリに行くことに決めたのには、
いろいろときっかけがあります。
そのきっかけの一つになったのは、
日産マーチのCM!!
このCMが好きで何百回再生したか分かりません。笑
当時、髪型もこのCMに出てくる女の子のようにカットしてもらったり、
(似合わなかったな〜)
友人にこんなピアスが欲しいと具体的な要望を伝え、
半ば無理やり(?!)誕生日プレゼントにもらったり、
(けっこう違ってたけど、気持ちが嬉しかったな〜)
とにかく、このCMの世界観にすごく憧れていました。
そして実際にはどの国で撮影されたものか全く知りませんが、
これはきっとフランスに違いない!!と勝手に決めつけ、
それがフランスワーホリを考えるきっかけとなりました。
上の写真は実際にパリのマルシェを撮ったもの。
はじめてマルシェに行った時は、あのCMと同じ感じやー!
とかなり興奮したのを覚えています。笑
(もっとキレイに並べられたマルシェもあります!)
ワーホリに行く理由を人に聞かれたときに、
このことを話すと大抵、「へ〜〜・・・・」ってなってましたね。
そんな家族や友人の呆れ顔をよそに、
マルシュで買い物がしたい!
そう一度考えはじめると、ワクワクが止まらなかったんですよね〜〜
他にもきっかけはありますが、
このCMがなかったらフランスには行ってなかったかもしれないなと思います。
なので、今でもマーチのCMを見ると、なんだか応援したい気持ちになり、
勝手ながら、また心にグッとくる良いCMに出会えることを密かに期待しています。笑
机上のミニマリスト、過去へダイブ‼️
早速だけど、もう飽きてしまったので、笑
趣向を変えてみることにしました。
ここからは思い出の整理(記録)も兼ねて、これまでのノンミニマリスト人生を振り返ります。
ミニマリストに憧れるようになってからというもの、
まだ20代半ば、ワーキングホリデーでフランスに行っていたときのことをよく思い出します。
というのも、あれほどミニマリストを実践するのに適した期間はなかっただろうな〜と思うのです。
フランスにいた1年の間、私は友人宅に居候したり、
ワイナリーに住込みで働いていたりと、4、5回住まいを変えていました。
その度にほとんどの荷物を持って移動するわけで、
普通に考えて、引っ越し度に荷物を厳選し、必要最低限に減らしてゆくはずです。
しかし、よくよく思い出してみても、
思い出すのは物を減らした記憶より、物が増えてゆく(買ったり、もらったり)記憶ばかり。。。
そして引っ越しの度に腕が千切れそうになりながら、
握力が尽きるのを感じながら、沢山の所有物を移動させていったことを覚えています。
なんて愚かだったんだ、と思うものの、
まぁ仕方なかったんです。
だって憧れのフランス生活に完全に浮かれていたんですもの。笑
そらーもう、「オ〜シャンゼリゼ〜♪」と歌いながら、
1人でシャンゼリゼ大通りをスキップしちゃうくらいの浮かれてました。
(そして滑って転んだ。。。)
でもまぁ最高に楽しかったんでいいんですけどね。
ただ、あの頃、今や私の愛読書となった
ドミニック・ローホーさんの「限りなく少なく」豊かに生きるとか
読んでいたなら、また違ったお金の使い方もあっただろうなぁと思います。
そんなふうに、パリを懐かしみながら、
今だったら少ない荷物でもっとスマートに暮らせただろうな〜
という妄想して、密かに楽しむ今日この頃なのでした。
「限りなく少なく」豊かに生きる [ ドミニック・ローホー ]
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